縁読の例⑤


中島孝志「仕事力・マネー力・運気力がアップする すごい読書!」で紹介されている本のリスト その5

長谷川慶太郎「それでも、『平成恐慌』はありません」ワック

オバマ大統領は、史上最大といわれる八千億ドル強の「大規模公共事業投資」を決断した。これが、速いスピードで実現すれば、米国の景気は予想外のテンポで回復の軌道にのる。世界の指導者たちは、この公共事業投資の必要性をオバマ同様に認識している。日本の指導者は大丈夫か?!世界同時不況に打ち勝ち、日本の不況を克服する要は、これだ。

水野和夫「金融大崩壊―『アメリカ金融帝国』の終焉」日本放送出版協会

サブプライムローン問題に始まり、“リーマン・ショック”で爆発した世界金融クライシス。それは米国型「投資銀行」ビジネスモデルの崩壊とともに、天文学的なマネーが流動する世界の資本主義経済が、次のステージに突入したことをも意味している。早くから金融バブルの崩壊を予見してきた気鋭エコノミストが、この未曾有の金融クライシスの本質と、世界と日本のこれからを鮮やかに読み解く。

川村二郎「学はあってもバカはバカ」かまくら春秋社

「学のあるバカ」とは、実戦に向かない人、ケンカの仕方を知らない人である! 『週刊朝日』元編集長の辛口エッセイ。

御厨 貴・中村隆英編「聞き書 宮沢喜一回顧録」岩波書店

保守本流の政治家として経済企画庁長官、外務大臣、官房長官などの要職を歴任、戦後政治の重要局面に幾度も立ち会ってきた元総理の回顧録。生いたちに始まり、サンフランシスコ講和会議への出席、参謀役として活躍した池田内閣の舞台裏、さらに総理大臣として重要課題への対応に追われた時期などをふり返りつつ、将来の日本がめざすべき政治のあり方・理念を語る。また、戦前の日本社会の様子や、政界きっての国際派として交流した各国の要人たちの横顔、外交交渉の舞台裏など、興味深いエピソードも尽きない。

野口悠紀雄「戦後日本経済史」新潮社

奇跡的な高度成長を成し遂げ、石油ショックにも対応できた日本が、1990年代以降のグローバル化とITの活用に立ち遅れているのはなぜか?それは、第2 次大戦中に構築された「戦時経済体制」が、現在も強固に継続しているからだ。「戦後は戦時と断絶された時代」という常識を否定し、「日本の戦後は戦時体制の上に築かれた」との新しい歴史観を提示する。

竹中 平蔵・田原 総一朗「ズバリ!先読み 日本経済 改革停止、日本が危ない!」アスコム

不況、格差、貧困、スタグフレーション……山積する日本の難題。その“諸悪の根源”といわれる小泉・竹中改革の司令官が日本経済の行方を緊急分析。メリルリンチ合併、リーマン破綻、AIG救済等、アメリカ発世界恐慌の影響で日本はどうなるのか?田原総一朗が徹底追及する!!

加藤紘一「劇場政治の誤算」角川グループパブリッシング

政権投げ出しや、決断力のない首相・・・選挙を意識したパフォーマンスに終始し、本当の議論が交わされなくなった今の政治を根本から変える!


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