「デッドライン仕事術」 抜粋


吉越浩一郎 「デッドライン仕事術」 (祥伝社新書)

第1章 仕事のスピードを3倍にする

週に一度だけ、「ノー残業宣言」をすることから始めてみる

デッドライン仕事術の基本①
  • すべての仕事に「○月○日」までという締切日を入れる
    (「なる早で(なるべく早く)」「×月下旬頃」は禁句)
  • すべての仕事は「何を、誰が、いつまでに」を明確にする

デッドライン仕事術の基本②
  • デッドラインの基本は「明日」。ドンドン前倒しにする
  • 仕事は発生した瞬間に取り組むことで、一番、効果が上がる

デッドライン仕事術の基本③
  • 一日分の仕事の優先順位で悩むのは無駄。すぐに仕事に手を着ける
  • 仕事の効率を上げるためには、朝イチからエンジン全開で仕事をする

第2章 即断即決

情報を共有化することで、ある状況について全員が同じ認識を持てるような、「組織全体の判断力」を高めないといけない

「会社のために」という目的の前では、社長の意見も平社員の意見も平等である

「本当のトップダウン」とは、あらゆる意見を聞きながら、朝令暮改であっても、正しい判断を果敢にじっこうすること

複雑な問題は、小さくブレイクダウンする。
最後は、「失敗しても死ぬわけではない」と割り切れば、即断即決できる

第3章 キャリアアップできる人間の思考法

仕事の対極として「休み」ではなく、「遊び」の時間を持てるよう、効率よく働いて、しっかりと休むことが大事

上司の愚痴ばっかり言っている人間は、決してトップマネジメントにはなれない。
どんなに小さい集団でも、そのリーダーとしての職務を常にまっとうすべし

常に現場の近くにいて、「即断即決」をするトップマネジメントの仕事は、大変ではあるが、非常にやり甲斐がある

第4章 「会議」と「デッドライン」で部下を動かす

会議の正しいやり方①
  • プロセスまで含めて「情報を共有化」することで、現場の判断力を上げる

会議の正しいやり方②
  • 会議で取り上げるかどうか、といったことで悩まない
  • 小さな案件もドンドン取り上げて、リーダーが即断祖決していくべし

会議の正しいやり方③
  • ブレインストーミングなどせずに、担当者に徹底して考えさせる
  • 担当者は「結論」まで用意して、会議に諮る

会議の正しいやり方④
  • 最初は週に一日から始めて、無理して多くのデッドラインをつけない
  • しかし、会議でデッドラインをつけた仕事は、徹底して守らせる

リーダーの心得①
  • 仕事は部下に任せて、「デッドライン」で管理する
  • 部下の仕事の「方向性のズレ」は、見逃しがちなので要注意

リーダーの心得②
  • 部下の嘘は絶対に許さず、厳しく対処する
  • 危機には、「火消し」→「再発防止」→「横展開」で対処する

リーダーの心得③
  • 上司はいつも、ユーモアのセンスを磨くよう努力すべし

リーダーの心得④
  • トップマネジメントは、どの分野に関しても「現場の担当者」の次に詳しくあるべし

リーダーの心得⑤
  • 経営の仕事の答えは、すべて「現場」にあると心得よ


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