Random Memorandum: 「うまい話」にだまされないために（「自宅にいながらお金持ちになる方法」第3章より）

ウソのようにうまい話を耳にしたら、それはおそらくウソである。

在宅ビジネスの中には、合法的ではあるが人々からお金を巻き上げることを目的にしたものもあります。 では、どうすればだまされずにすむでしょう。: 第一に、自分で調べることです。

たとえば、消費者センターに電話して、クレームが寄せられてないかチェックする。
消費者問題に詳しい弁護士に問い合わせる。
その仕事に1年以上従事している人と話をして、どれくらい収入があるかを把握する。; 第二に、自分が何を失うおそれがあるかを考えてみましょう。

たとえば、テレビで不動産やパソコンで金儲けをするための自宅学習コースを勧めていたとします。
満足できないときに返品可能なら、あなたが失うのは時間と送料だけです。
しかし、もし大金を準備しなければならないなら要注意です。; 第三に、どのような冒険をする場合でも、時間とお金を投資する前にじっくり考えてみましょう。

新しい仕事のチャンスを探している人たちが、「ビッグチャンス」と銘打つセミナーに参加するのはよくあることです。
しかし残念ながら、セミナー開催者の本当の狙いは「1回きりの特別セール」といったフレーズで聴衆をあおり、教材やモノを買わせることなのです。
こんな手に引っかかってはいけません。; 第四に、現実を直視することが大切です。

経済的成功を収めるのに簡単な方法はありません。
たしかにパソコンを使って大金持ちになった人はいます。
そういう事業は一部の人たちにとってはいい仕事かもしれないが、それがあなたに合うかどうかは別問題です。
もしあなたが、金持ちになるにはどの事業を始めればいいかテレビや雑誌で教えてくれる人を探しているなら、目を覚まさなければなりません。
あなたにどの事業がぴったり合っているかは、誰にも教えることはできません。