この方法は、まず、ノートの1ページを①キュー(Cues)部、②ノート(Notes)部、③サマリー(Summary)部の3つに分けます。
キュー(Cues) 授業の後に書き込む ●学習のヒント ●疑問点 ●図式 ●記憶の手がかり |
ノート(Notes) 受講中に講義の内容を書き取る 無駄な言葉を省き、できるだけ簡略に書く。 ●簡略記号 ●略字 ●箇条書き |
サマリー(Summary) ●最も重要な点 ●あとで素早く参照できるように |
授業中は②のノート部に普通どおり記入します。その場合、できるだけ無駄な言葉を使わず簡潔に書くことを意識します。箇条書きするのもいいでしょう。
①のキュー部は授業のあと、疑問点や、ポイント、ヒント、記憶の手掛かりになるようなことを書き入れていきます。
③のサマリー部も授業のあと、①を参考にしつつ、②を要約して1行か2行にまとめます。
つまり、授業で②に書き込んだら、その日のうちに①と③を記入しながら復習するのです。
テスト前になったらこのノートを読み返すわけですが、右側のノート部を隠しながら左側のキュー部を使って記憶を呼び起こし、頭の中でページの内容を再構築するのです。
このようにコーネル大学式ノート作成法は、授業から復習にスムーズに移行できるシステムとなっています。
ちなみに、①と②の寸法の比率は1:2で③は下から5センチ程度です。
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