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毎日ひとつで気づけばスッキリ~林式微分整理術


林式微分整理術(林 晴比古「これならできる パソコン書斎整理術」ソフトバンククリエイティブ)を紹介します。

そもそも、室内はなぜゴミの山になるのでしょう。

ゴミはある日突然、山になるのではありません。

それは「ちょっと置いた」だけのものが、一日一日と積み重なった結果です。

つまり、

「ちょっと置いたもの」の積分値=ゴミの山

という等価式で表現されるわけです。

「ゴミの山」という積分値が出るのは

昨日より今日のほうが、ほんのわずか汚くなった

ということを繰り返すからなのです。

それなら、その微分値を0以下、すなわち

昨日より今日の方が、ほんのわずかだけきれいになっている

ということを保証すればいいことになります。そうすれば部屋は汚くなりようがありません。

具体的には
  1. 机の前に座るたびに、机上にあるものを何か一つだけ片付ける
  2. 室内に入るたびに、室内のものを何か一つだけかたづける
ことを習慣づけます。

  • 紙を1枚片付ける
  • 本を1冊片付ける
  • 放置されているボールペンを1本片付ける
  • モニターの端に貼ってあるメモを読んで1枚片付ける
  • 置いてあるものの縦横の耳を揃える
これだけで机の上や部屋の中は片付いていく計算になる...

これが林式微分整理術です。

小林 惠智著「一日5分奇跡を起こす4行日記―成功者になる!『未来日記』のつくり方」オーエス出版 (2002/11)より

机の上を片付ける

3分間で机の上を片付ける方法です。

完璧を目指さず、「ざっくり」片付けるのがポイントです。

STEP1 (1分)
60cm四方のスペースを作る
まず、手の届く60cm四方のスペースにあるモノをすべてどける。
そのほかのスペースにモノがあっても、とりあえずOKとする。
STEP2 (2分)
どかしたモノは「保存」「廃棄」「保留」の箱へ
どかしたモノ(書類・新聞・雑誌...)は、3つの段ボールに放り込む。
箱には「保存」「廃棄」「保留」のラベルを貼る。
廃棄の箱の中のモノはすぐに捨てる。
保留の箱の中のモノも、2週間程度の猶予期間を設けて、使わなければ思い切って捨てる。

3分間で片付けるための3か条
1. 「場所」を絞り込む
一度に全部片付ける必要はない。
今日、机の上を片付けたら、明日は左の引き出し、あさっては右の引き出し...と、順番に片付けていけばいい。
2. 完璧を目指さない
完璧に整理しようと思ったら、いくら時間があっても足りない。
仕事を進める上で必要な場所が片付いていたらとりあえずOKとする。
3. 最小の努力でできる方法を選ぶ
書類に穴を開けてリングホルダーに綴じなくても、揃えてクリップで留めるだけで用が足りるならそれで十分。
ムダに時間をかけないことが大切。

日頃からやるべきこと
時間を決めて捨てる習慣を
昼休みや帰宅前などの時間を「捨てるタイム」と位置づけて、モノの整理や廃棄を毎日行う習慣をつける。
モノの定位置(置き場)を決めておく
一つの仕事が終わったら、使った道具を元の位置に戻すクセをつける。
「他人目線」を意識して整理
書類などの大体の置き場所を、他人に説明ができるよう心がける。
自分が不在の時、緊急事態が発生しても電話で指示できる。


日経ビジネス Associe (アソシエ) 2009年 8/18号 [雑誌]より