映画「シティ・スリッカーズ」での、ビリー・クリスタル演じる休暇で西部に出かけた都会人と、ジャック・パランス演じる頑固な老カウボーイのやりとり。
パランス | 年はいくつだ。38か。 |
クリスタル | 39です。 |
パランス | そうか。お前らは大体それぐらいの年になると西部にやって来る。 抱えている問題も同じだ。 年に50週間働いて、すっかりこんぐらかって、西部に2週間いれば、そいつが全部きれいにほどけると思ってるんだろう。 しかしそうはいかん。 (長い沈黙) 人生の秘密を知ってるか。 |
クリスタル | いいえ、それは何ですか。 |
パランス | (人差し指を突き出しながら) これだ。 |
クリスタル | あなたの指ですか。 |
パランス | 一つだけ。 たった一つだけだ。 とことんそれにこだわること。 それ以外のことは無意味だ。 |
クリスタル | なるほど。 で、その一つというのは何ですか。 |
パランス | それを自分でみつけるのさ。 |
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