信じこまされていた10個のウソ


『ゲリラ流 最強の仕事術~「収入」と「時間」が増える技術と習慣~』 ジェイ・C・レビンソン フォレスト出版より

信じるのをやめるべき10個のウソ

ウソ① 「時は金なり」

時間はお金よりはるかに貴重なものだ。 お金が底をついても、稼げる方法はいくらでもあるが、時間がなくなれば取り返しがつかない。

ウソ② 「ビジネスを持つことは仕事中心になることだ」

仕事中毒は、計画の仕方がまずかった結果、そうなってしまっただけのことだ。ビジネスを持つ人が、ビジネスに支配されるようになってはいけない。

ウソ③ 「マーケティングには費用がかかる」

下手なマーケティングはお金がかかり、上手なマーケティングはお金がかからない。 時間とエネルギーと想像力を働かせて、スキルと熱意に満ちたお金のかか らないマーケティングを活用すべきである。

ウソ④ 「大企業は母親のお腹の中のごとく安泰だ」

大企業は子宮の中のように安定したものだったが、最近ではお墓のような大企業が多い。従業員は生ける屍のようで、献身的に働いているものの、まださらに労 力を搾り取られ、合併、スリム化、コスト削減、リストラ、倒産やらで、騒々しく文句を言うことになる。至急のように機能する企業が欲しければ、自分で立ち 上げることだ。

ウソ⑤ 「歳をとっているより若い方がよい」

歳をとるということは、ある能力と引き換えに別の能力を手に入れることである。身体的な力は失うが精神的な力を手に入れ、同じ過ちを二度繰り返さない、あ るいは一度たりとも犯さない能力を身につけることである。

ウソ⑥ 「職は必要だ」

あなたは仕事を必要としている。 これについては疑う余地はない。 しかし、自分以外の誰かのために標準的な9時から5時までの勤務をする必要があるかど うかは別問題である。 そういう仕事をするなら、高い代償を払うことを覚悟しなければならない。 仕事は、あなたが自由を楽しみ、自分の本質的な能力を発 見する手助けとならなくてはならない。雇用者に頼るのでなく、自分の仕事の組織は自分で設立するべきである。

ウソ⑦ 「天国は死後の生活にある」

天国はここにあり、しかも今ある。 天国がいつか別のときにどこか別のところにあるかのように思って毎日を暮らしているのなら、それは人生の意味を取り違 えている。

ウソ⑧ 「教育の目的は事実を教えることだ」

教育の本当の目的は、学習は好きになるように教えることである。 学ぶことが好きになればなるほど、一生を通してより見聞を広められるだろう。 絶えず学 習していれば、それは常にあなたの味方となるだろう。 ゲリラは、時代は常に変化するものであり、成長とは決して終わりのないプロセスであることを理解し ている。

ウソ⑨ 「引退はいいものだ」

引退は命取りになることもある。 とかく怠惰になりがちで、若くして死に至ることもある。 すっかり引退してしまうと、心、頭、魂や精神の生命システムを 停止することになる。 仕事量を減らすことは構わないし、思い切って減らしても結構だ。 しかし、全部なくしてしまってはいけない。

ウソ⑩ 「ものごとを適切に実行したいなら自分ですることだ」

「他の人にちゃんと任せられるようなことは自分でするべきではない」 自分がいなければ誰も適切に仕事ができないと考えるのは、あさはかであることが多 い。 こんな考え方をするのは、他の人を訓練したり提携したりする能力、すなわち新しい時代に必須のスキルがない証拠だ。



0 コメント:

コメントを投稿