SCAMPERを使って短時間でアイデアを出す


「ブレーンストーミング」の提唱者、アレックス・オズボーンの流れを汲む人たちによってまとめられたリストで7つの問いから構成されている。

Substitute
(代える、代用する)
S1:代用可能な部分はどれか。
S2:何を代わりに使うことができるか。
S3:ほかに誰を含めることができるか。
S4:ほかにどんなグループを含めることができるか。
S5:代わりにどんなプロセスを使うことができるか。
S6:かわりにどんなマテリアル(モノ)を使うことができるか。
Combine
(組み合わせる)
C1:何を組み合わせることができるか。
C2:ブレンドする(混ぜ合わせる)ことはできるか。
C3:どんな種類のアンサンブル(取り合わせ)を使うことができるか。創ることができるか。
C4:部分同士を、どのように組み合わせることができるか。
C5:目的同士を、どのように組み合わせることができるか。
C6:アプリケーション(応用方法)同士を、どのように組み合わせることができるか。
C7:マテリアル(モノ)同士を、どのように組み合わせることができるか。
Adapt
(適応させる)
A1:これは、ほかのどのような考えを思いつかせるか。
A2:何かほかに、これに似たものはないか。
A3:過去に似た状況はないか
Modify
(修正する)
M1:さらにひねり(予想外の展開)を加えることができるか。
M2:その意味合いを、どのくらい変えることができるか。
M3:色や外形を、どのくらい変えることができるか。
M4:サウンド(音、騒音、音声)を、どのくらい変えることができるか。
M5:何を加えることができるか。
M6:高さ・高度をどれくらい増やせるか。
M7:重さをどれくらい増やせるか。
M8:強度をどれくらい増やせるか。
M9:頻度をどれくらい増やせるか。
M10:価値をどれくらい増やせるか。
M11:何を減らすことができるか。
M12:何を縮小することができるか。
M13:何を簡素化することができるか。
M14:控えめに言うことができるのは、どんな部分か。
M15:サイズをどれくらい小さくできるか。
M16:重さをどれくらい軽くできるか。
Put to other users
(ほかの使い道)
P1:そのままで、何かほかに使えないか。
P2:もし一部を変えたら、新たに生まれるほかの用途は何か。
P3:ほかにどんなマーケットが受け入れるか。
Eliminate
(省略する、除去する)
E1:何を取り除くことができるか。省略することができるか。
E2:ある部分がない時、どうやって実行するか。
E3:何を犠牲にできるか。
E4:あげて(与えて)しまえるものは何か。
Rearrange
(再調整する)
R1:ほかにどんなパターンが使えるか。
R2:ほかにどんな配置が使えるか。
R3:ほかにどんなレイアウトが使えるか。
R4:何を交換できるか。
R5:何を置換できるか。言い換えられるか。
R6:何を再結合できるか。
R7:逆にしたらどうなるか。
R8:上下逆さまにしたらどうなるか。
R9:内外を裏返したらどうなるか。


日経ビジネス Associe (アソシエ) 2009年 8/18号 [雑誌]より

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